新しい機器のデモ

こんにちは院長の柳沢です。

先日、新しい機種の美容機器のデモを行いました。
機器の名前は　トライビーム　プレミアム

これです。
すごいところは一つの筐体の中にレーザーの出し方を可変できるということ。
少し難しい話になってしまいますが、ショートパルス、Qスイッチのパルス幅を出すことのできる機械なんです。

肉を焼く時の調理方法で簡単にご説明すると、ロングパルスやショートパルスというのは弱火でじっくりとという感じです。そのために熱がしっかり中に入るということです。

Qスイッチというのは、強火でさっとという感じです。表面的に瞬間的に作用させたい時に有効です。

さて、それではどのように使い分けるかですが現在、アイメディで人気の高いレーザートーニングはQスイッチになります。Qスイッチでヤグレーザーを放出し肝斑のシミや深部のシミに反応させ、薄くしていきます。シミに熱作用が起こった時に熱の放射が起こるので、その二次的効果でコラーゲンの活性化が起こり、肌質、毛穴の改善をももたらします。
このトライビームプレミアムのすごいところはこのQスイッチを二つに分けてより効果的に作用できるとのことなのです。そのおかげでピークパワーが低くなり痛みや副作用が少なるということ（もともと、レーザートーニングはほとんど副作用もありません。痛みも強くありません。）です。やんわりしながらより効果的な治療が可能になったということですね。
さっそくデモですが、本当に痛くない。現在のレーザートーニングにく比べると感触が弱くなっています。本当に効くのかな？と不安になってしまうくらいの感触でした。でも、これで効果が今以上であれば、次世代トーニングで広まっていくのではないでしょうか？

次にショートパルスでの治療です。先ほども、話したようにじっくりと熱を入れていくので、これは痛いというより気持ちよくなっていきます。顔がぽかぽかとし眠たい気持ちにさせてくれるんです。他の機種でも似たようなものはあります。でも、明らかに違います。Cu社のものCy社のものとも比べましたが違います。現場的に何が理由で違うかはわかりませんが、きっとパルス幅、レーザーの均一性あたりなのではないでしょうか？
このモードの大きな作用は熱をじっくり入れることにより、コラーゲンの活性化を最大限に発揮できるということ。肌にハリも無く、元気がない方や毛穴が目立つ方々には最適な治療法です。このモードではシミには反応することはありませんが、肌質改善にはQスイッチ以上です。ニキビ治療にも使用できます。
私の嫁も気に入って「いいね～これ」って言ってくれました。スタッフからも「先生～買うんですか～」と期待の声が。。。私も最近のデモの中では久しぶりに気に入った機械です。前向きに考えたいのですが、最近、機械だらけで部屋が窮屈になってきて、患者様にもご迷惑をかけてしまうのでこのあたりの改善も考えないといけませんね！