ニキビは青春のシンボル!という言葉はすでに過去の考えで、現在はしっかりとした治療が必要と認識され、医療で提供できるようになりました。
ニキビにはさまざまな状態があり、症状にともなった治療を行なわないと炎症が悪化し腫瘍の状態、さらにはつぶしたりする事を繰り返していると、ニキビ跡のでこぼこができてしまいます。
当院では効果が高い外用薬、内服薬の処方をはじめ、さまざまな治療を取り揃え、患者様の症状にあわせて治療法を提案いたします。
ニキビは尋常性ざ瘡ともいわれ、毛包(毛穴)が詰まってできる小さな発疹です。皮脂の分泌が活発になると共に毛包周辺の角層が厚くなって毛包が詰まると、ニキビができます。
顔のほか、胸の上部、肩、背中によくできます。毛包に皮脂が詰まっている状態は面皰とよばれ、詰まった毛包にニキビ菌が増殖して炎症を起こすと赤い丘疹、膿をもった膿疱、さらに化膿がひどくなった膿腫に悪化します。これを放置すると色素沈着、瘢痕が残ります。
ニキビの口が閉じているのが白ニキビ。
見た目は他のニキビにくらべ白っぽいものです。原因は厚くなった角質で、健康な肌なら28日周期で生まれ変わりますが、何らかの原因でそれが遅くなり、時には40〜50日程度になってしまい、毛穴がつまってしまいます。
黒ニキビの黒色は汚れです。空気中の埃やちりが汗の油分やメイクの油分と混じって毛穴につまり、酸化を起こしたものです。
黒ニキビの予防には 、スキンケアなどでお肌を清潔に保つ事が重要です
見た目が赤くてはれている感じのものが赤ニキビです。
触ると強い痛みを伴います。
原因はアクネ菌により起こされた炎症反応です。無理につぶすと、炎症を悪化させる他、周りの組織をいためますので、外用薬、内服、光治療などでアクネ菌を殺菌する必要があります。
過剰な皮脂の分泌
思春期ニキビの原因の代表で、過剰に皮脂が分泌されると毛包に皮脂が
詰まり、ニキビができてしまいます。
アクネ菌
アクネ菌は、普段から毛穴の中にいますが、いつもは比較的おとなしく
しています。それが、寝不足やストレスで、体の抵抗力が弱くなると、
アクネ菌も活発になるのです。また、アクネ菌は空気を嫌い、毛穴が詰
まっていれば空気に触れずにすむため活発になります。ニキビを防ぐた
めにも、お肌、とくに毛穴を清潔に保ちましょう。アクネ菌の好物は、
人間の皮脂です。それは顔だけとは限りません。胸や背中も皮脂腺があ
りますので、アクネ菌にとっては狙い目です。顔の場合にも、鼻の周り
や口の周り、あごの下など、皮脂腺の多い所はアクネ菌にとって住みや
すい場所なわけです。つまり、ニキビができやすい場所なのです。
古い角質=角栓
ニキビの原因には、皮脂量が多いというのもありますが、それだけでは
毛穴は詰まりません。加えて、皮脂の出口が狭くなるなど、さまざまな
要因が重なることで、毛穴は詰まってしまいます。毛穴を狭くする原因
の一つは古い角質です。角質とは、肌の外側にあって、通常だとお肌の
バリアにもなる必要な組織です。健康な肌ならば、ある程度、角質が古
くなると、酵素の働きで自然にはがれるのですが、何らかの肌のトラブ
ルがあるとそれが正常に機能しません。結果、角質が厚くなって、毛穴
をふさいでしまうのです。これを「角栓」といいます。こうなると、本
来スムーズに排出されるはずの皮脂が外に出られなくなってしまい、毛
穴に詰まって、盛り上がってしまうのです。
ホルモンバランス
男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌が活発になると、皮脂腺が肥大し
て皮脂の分泌が過剰になります。女性の方でも男性ホルモンは分泌され
ており、通常は女性ホルモンとの間でバランスが取れています。女性の
場合は月経の前後に性ホルモンの分泌のバランスが大きく変化するので
注意が必要です。これは、黄体ホルモンが男性ホルモンと似たような働
きをするからです。排卵後に黄体ホルモンが多く分泌されると、体温が
上昇し、皮脂の分泌量が増えます。ですから、排卵がおこって基礎体温
が上昇する時期は、ニキビができやすい時期なのです。
その他
ストレス、体質・遺伝、化粧品・整髪料、紫外線なども影響があると言
われています。
照射後のほてり、発赤が生じます。赤みは2週間ほど続く場合があります。赤みが落ち着いた後、一時的に色素沈着が起こる場合があります。
微小出血が起こる場合があります。まれに痂疲形成が起きる場合があります。
<未承認機器の明示>
この治療法で用いられる医療機器は国内においては薬機法上の承認を受けていません。
<入手経路の明示>
医師が個人輸入で入手しています。
承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。
<海外承認取得情報>
製造元:ジェイシス
承認: 韓国MFDS承認(2013年10月)、欧州CE承認(2017年2月)、アメリカFDA承認(2016年10月)