光治療の違い？（フォトRFについて）

こんばんは院長の柳沢です。

患者様から「光治療なら受けたことある」などのお声を聞いたり、「どこどこの光治療とは違うのですか？」と尋ねられることがあります。
光治療とはピカッと光る治療器の総称で、実際には作用や効果は施設によって全く異なります。

特にエステで行われている光治療は病院で使用されている光治療と全く異なります。
光って太陽も光だし、蛍光灯だって光です。要はその光の中でどの波長を利用し、どのくらいの出力を、どのくらいの時間照射するかで肌への効果が変わるのです。
エステとの機器の違いは、エステは効果よりも安全性が最も重要視されるので、出力が極端に抑えられています。そのため、効果もあまりなく、照射しても赤みなどもほとんど発生しません。（脱毛の光脱毛も同じなのでほとんど効果が無いのです。）
医療機関での機器の違いは、主に波長と照射時間（パルス幅）です。これらの差で各メーカーが凌ぎを削って機器の開発を進めています。
アイメディクリニックで使用しているSRAというハンドピースは非常にパルス幅が短く効果的に作用します。私自身、光治療が初めての方にはSRAは使用しません。SRというハンドピースでシミをある程度薄くし、その上でもう一段効果を出したい時に使用します。（九州でSRAのハンドピースを使いこなせているのはアイメディクリニックともう一施設だけです。）
医療機関での最後に大切な違いは出力になります。どのようなシミに対してどのハンドピースをどのくらいの出力で照射するか。この見極めが非常に大切になります。開院して５年以上が経ち、数千人以上の治療を行い現在では自信をもって進めています。アイメディクリニックでは看護師任せにせず、私自身が治療に加わります。

ちょっと自慢げな話になってしまいすみません。
「他施設で効果が無かったから」などとは考えられないで、まずはご相談にお越しください。光治療の適応、非適応も考えながら治療法をご提案して参りたいと思います。