ボツリヌス菌より産生されるA型ボツリヌス毒素を有効成分としたタンパク質の一種です。神経の伝達物質を阻害する作用があるため、薬剤を注入することで筋肉の過度な緊張を緩めることが出来ます。ボトックスは古くから眼科や神経内科での治療で用いられ、全世界で安全性が認められた薬剤です。医療美容の分野ではボトックスの特徴を活かして、シワの治療やエラ張りの改善、多汗症の治療などに使用されます。
アイメディクリニックでは効果と安全性に配慮した、信頼性の高い薬剤を使用しています。日本における他の医薬品同様、厚生労働省の品質基準に則り、製剤の活性を保持するために温度管理を徹底し、輸入・保管しています。
●ボトックスビスタ®(アメリカ・アラガン社)
アラガン社のボトックスビスタ®は30年以上の臨床実験と、世界60ヵ国以上での使用実績があります。日本ではしわ治療に対して厚生労働省が認可している唯一のボトックス製剤で、アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)からも認可を得ている大変安全性の高い薬剤です。
額、眉間、目尻など、表情の動きに合わせて生じるしわを改善します。顔には表情筋という表情を動かすための筋肉がいくつかありますが、表情筋が動くと表情筋の上にある皮膚にゆがみが生じてしわになります。そこでボトックスを注入すると有効成分が筋肉の動きを止めるため、しわを寄せようとしても寄せられなくなり、一定期間しわを改善することが出来ます。
表情を動かす時にだけ寄っていたしわも、寄せ続けることにより徐々にしわが残ったまま深く刻まれていきます。定期的にボトックスを注入し表情筋を動かさないようにすることで、表情じわを予防することが出来ます。効果は3ヶ月~6ヶ月ほど持続します。
歯ぎしりなどの食いしばりや噛み合わせが原因でエラ周りの咬筋という筋肉が必要以上に発達すると、エラが張り、角ばったフェイスラインになります。
筋肉は継続して使わなければ細くなる性質があるため、咬筋への注射を数回繰り返すことでエラ周りの筋肉が痩せ、徐々にエラの張りを改善することができます。ボトックス注射を止めたあともしばらく効果を維持することができます。
笑った時に上の歯茎が見えることをガミースマイルと言います。原因は骨格や歯並びなど様々ですが、そのうち上唇の筋肉(上唇挙筋)が発達していることが原因である場合は、ボトックスで筋肉の動きを抑制することでガミースマイルを改善できます。効果は3ヶ月~6ヶ月ほど持続します。
交感神経の末端で発汗を促している伝達物質「アセチルコイン」の分泌を抑制します。エクリン汗腺の働きが弱まることで過剰な発汗と汗のニオイを抑えることができます。効果は3ヶ月~6ヶ月ほど持続します。
頭や胸、腕を支える肩は常に筋肉が緊張している状態です。体型、姿勢の悪さ、運動不足、冷えなどにより、血流の悪化や疲労性物質が蓄積し、肩こりに繋がります。ボトックスには筋肉の働きを緩める効果があるため、硬直した筋肉にボトックスを注入することで肩こりを解消する効果が期待できます。更に筋肉は使わなければ細くなる性質があるため、発達した肩の筋肉への注射を繰り返すことで、徐々に肩が細くなる効果があります。
その他の部位もあります。詳しくは料金表のページをご覧ください。
※料金は税別です。施術料金に加え、消費税が別途必要です。
その他の部位もあります。詳しくは料金表のページをご覧ください。
※料金は税別です。施術料金に加え、消費税が別途必要です。
照射後のほてり、発赤は出ますが、ほとんど当日に引きます。気になる場合は保冷剤などで冷やしてください。
微小な黒い反応が出ますが自然に脱落します。一時的に水疱、色素沈着が起こる場合があります。
眉間の表情じわを対象とした国内臨床試験において、軽い頭痛や注入部位の軽い痒みが起こる場合があります。