みな様こんにちは最近ではクリニックのスタッフもぐっと増え毎日が賑やかです
スタッフが増えたおかげでブログを担当するタイミングがのびまして年始以来の担当となりました
3月に入りましてわたくしカルシファーは30歳の誕生日を迎えましたちょうど去年は母と誕生日旅行をしたエピソードを報告いたしましたが今年は20代最後の日に入籍いたしましたことを報告させていただきます
入籍日を先に決めたので急遽バタバタと準備をして結納を行いました
仲人さんはいませんでしたので略式での結納式でしたがいざ始まってみるとぴんとした空気がたちこめて隣にいる父親の心臓の音が聞こえてくるようでしたそれもそのはず、両家の口上を述べる役割はお互いの父親ですので、うちの父親は前日の夜まで「気持ちが大事やけん形式にとらわれんでも大丈夫」と余裕をみせていたのですがいざ当日になってみると急に不安になり、カンペ片手にぶつぶつ・・・いよいよ本番で父親の番がまわってきて、みんなが見守る中ポケットからバレバレなカンペを取り出し「えー、えー・・・」と見ている割には呼んだところもわからなくなったようで、ぐだぐだでした
それでも相手方のお父さんが落ち着いて式を進行してくださったおかげもあり無事に結納式を終えることができました
私は10年ぶりに振り袖を着まして慣れない着物姿での移動にかなり神経を使いいつもよりだいぶスロー動作に・・・またせっかくの美味しそうな懐石料理もいつもより半分も食べれませんでした
しかし、写真館の店員さんから「今頃成人式ですか」と20歳に間違えられ、重かった足取りが急に軽くなりルンルンな写真撮影でした たとえおせじでも・・・いや美容皮膚科に携わっているおかげよきっと
ブログ初登場の旦那様はといいますと人より一~二・三倍動いてくれる方なので、まず数ある結納セットの中から私好みの可愛い結納セットをみつけてきてくれて、結納品の一つであるお酒には私が好みそうな甘口の日本酒を探してきてくれました今回私の髪につけた生花の髪飾りも彼の手作りで過去にお伝えしたシャイな姪っ子は案の定初対面のおじちゃんおばちゃんにお尻を向けて部屋の隅に隠れていたので笑顔がでるまでしもべになって遊んでくれていました 本当にお疲れ様でした
ここで豆知識
あまり知られていない結納品の意味について調べてみたので記載しておきます
熨斗(のし)
元々はアワビを叩いてのした(伸ばした)ものでした。 アワビは海産物の中でも昔から貴重な食物とされていて、贈り物として最高級の品でもあったからです。
現代では贈り物に対する祝意を表し、延命長寿の願いが込められています。
寿恵廣(すえひろ)
一対になった白扇のことです。扇を広げた形が末広がりでを意味し、幸せが末永く続きくようにという願いが込められています。
扇の色が必ず白なのは、純潔・潔白を示しているからです。
小袖料(こそでりょう)
結納金のことです。昔は着物の小袖を贈っていたことから、小袖料といわれます。 また地域によっては宝金とか帯料ともいわれます。
昔は小袖のお礼に袴を返していたことから、結納返しに包むお金のことを袴料ともいいます。松飾りの下に置く場合が多いです。
家内喜多留(やなぎだる)
酒料の意味です。昔は実際に樽酒を贈っていたのでこう呼びます。竹飾りの下に置く場合が多いです。 九州では清酒現物の場合も。
松魚料(しょうぎょりょう)
肴料の意味。お食事代のこと。昔は実際に魚を贈っていたのでこう呼びます。梅飾りの下に置く場合が多いです。 九州では生鯛等現物の場合もあります。雄雌の鯛2匹並んでいます。
結美和(ゆびわ)
婚約指輪のことです。おめでたい字をあてています。
高砂(たかさご)
尉(じょう)と姥(うば)の人形です。共に白髪になるまで夫婦仲良くという願いが込められています。結納の掛軸にもこの図柄が最適です。
まだまだ未熟な新妻ですが周りの先輩方から沢山アドバイスいただいて旦那様がまわりに自慢できるような奥さんを目指して参りたいと思います
カルシファーでした